出会いは、私が親しくさせて頂いていた、とある眼科のスタッフさんからのご紹介でした。
「視覚特別支援学校への進学のサポートをお願いしたい」そんなご依頼内容だったと思います。
最初に本人と会った時が、小学校5年生の夏。まだまだ、身体の線も細く頼りない感じでした。
白杖は、視覚特別支援学校の教育相談で持つように指導されたらしく、白杖の先を路面に擦り付けて歩いていました。
白杖を振り始めたのは、中学校弱視学級の許可を市議会に取り付けた頃の小学6年生の11月前後。地元中学校への進学へとご両親が決断されたことにより、自宅〜中学校の登下校ルートの訓練の必要性が出てきたからです。
そこから、今は次の進学先であろう、福岡県筑紫野市にある高等視覚特別支援学校へのルート訓練に入って約10ヶ月。
出来ることも沢山増えてきました。もちろん本人の努力、頑張りは言うまでもありませんが、ご両親の協力も大変助かりました。
今年、中学3年に進級しました。訓練で関われる時間もだんだん少なくなってきました。
高等視覚特別支援学校進学後は、訓練を継続することは時間の制約上難しいので、今、出来るだけ地元中学にいる間に、出来るようになって貰いたいと思っています。
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