暑さとコロナと台風…皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今思えば、実に良い時期に弱視中学生の歩行訓練を終えていて良かったなとしみじみ思います。最後の訓練こそコロナに引っかかりましたが、ご家族の方からのリクエストにも応えられていましたし、笑顔で終えていたのが何よりでした。
今回のアーカイブスは、白杖を振りながらまっすぐ歩く「直線歩行」から振り返って行こうと思います。
実はこの後、白杖を左に振ると、右足の出すタイミングを合わせる「リズム歩行」があります。
結論から申しますと、このリズム歩行は弱視中学生には難しく、何度かチャレンジしたのですが、修得することはできませんでした。リズム感が無いのか、導入方法をもっと工夫すれば良かったのか、今となってはわからないのですが、あまりそれだけに執着するあまり、全体のバランス…折角上手くいっているところまで削ぎ落としかねません。今はできないけれど、将来的にはマスターできればと思い、無理時はしませんでした。
で、直線歩行ですが、歩くスピードは様々で、白杖は振れているので良いのですが、白杖のおかげで安心できるのか…ですね。ここに路地横断も加えて、意識的に強弱を付けさせるように指導しました。後は、今は白杖を出すとき、今は白杖を引いて立てるときなどのオンオフも。
そうしているうちに弱視中学生の歩行スタイルが、段々形作られていきました。
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